エンジニアにおすすめの技術書
これだけは読んでおきたい技術書ってどういうのがあるのだろう
書籍学習は、エンジニアの嗜みみたいなところがありますが、
良書というものは、意外とそこまで多くもありません。
そこで本記事では「技術書マニアの筆者が厳選した技術書20選」を特徴と、
おすすめポイントなどを紹介します。
本記事の想定読者
おすすめの技術書が知りたい
どういう本を読むべきなのかが知りたい
書籍学習で強強エンジニアになりたい
本記事のの内容は、下記の動画で
触れております。
Web技術概要
Webを支える技術
一冊目は、「Webを支える技術」です。
こちらは、結構有名な本なのでご存知の方も多いでしょう。
ちょっと古い本というのが難点ではありますが、
Web技術の概要を学ぶなら、真っ先に思いつくのはこの本ですね。
Webの歴史や、REST、URI設計、HTTP、ステータスコード、リソース設計など、
Railsとかを使っていると、出てくるWeb技術の基本をしっかり学ぶことができます。
プログラミングを始めたてのときは、こういう本の重要性があまり感じ取れないかもしれませんが、
慣れてくると、こういう普遍的な本のありがたみが身にしみるようになります。
まだ読んでいないという方は、必ず読んでほしいとおすすめできるぐらいの良書です。
こんな方におすすめ
- 基本的な技術書は読んだけどこの本はまだ読んでいない人
- Web技術の概要をもう一度おさらいしたい人
- Webに関わるエンジニアで、まだ読んでいない人
Web API The Good Parts
こちらも定番ですが、オライリーのAPIの設計についての本です。
昨今は、プログラミングをするエンジニアであれば、
ほとんどのエンジニアがAPIに関わると思うので、
バックエンドエンジニア以外も読んでおいて損はないと思います。
それとこの本は、そこそこの企業の面接とかだと、
読んでいるのが当たり前で話が進むので、
読んでいないとそれだけで出遅れるので、
まだ読んでいない人は、ぜひとも読みましょう。
エンドポイントやレスポンスデータの設計など、
意外と見落としがちなAPI設計の基本を学べます。
こんな方におすすめ
- バックエンドエンジニアでまだ読んでいない人
- バックエンドエンジニア以外でもAPIに関わることが多い人
- 自身のAPI設計に自信がない人
ソフトウェアアーキテクチャの基礎 エンジニアリングに基づく体系的アプローチ
こちらは、アーキテクトを目指す人、現役アーキテクト向けの本ではあるのですが、
ソフトウェア開発の本質や、様々なアーキテクチャーについても学べるので、
手を動かすエンジニアにもおすすめできる本です。
将来的にCTOを目指している人や、技術でマネジメントするような立ち位置を目指している人には、
刺さる本かと思います。
やや分厚くて、読むのが一苦労ではありますが、
実務経験が2年以上ある方は、読んでみても良いのではないかと思います。
こんな方におすすめ
- アーキテクチャーに興味がある人
- 技術寄りのマネジメントに興味がある人
- 実務経験が2年以上ある人
フロントエンド
JavaScript 第7版
通称サイ本と呼ばれている、
JavaScriptの定番書籍です。
JavaScriptの書籍はたくさんありますが、
どれも内容が基礎的だったりして、実務に堪えうるレベルのものはそこまで多くありません。
それにJavaScriptの場合、
MDNが最強すぎるため、
本などは不要と考えている方も多いかもしれません。
そんな中でも、このサイ本はおすすめできます。
このサイ本は、他の本に比べても実践的であり、応用レベルまでJavaScriptを学ぶことができるので、
実務でJavaScriptを書いている人などには、ぜひとも読んでほしい本です。
ただ、分厚いので、読むのはやや根気がいるかもしれません。
こんな方におすすめ
- JavaScriptを実務で使っているエンジニアの人
- JavaScriptを強みにしていきたい人
- JavaScriptを体系的に学びたい人
プロを目指す人のためのTypeScript入門 安全なコードの書き方から高度な型の使い方まで
こちら通称ベリー本と言われている、
TypeScriptの入門書です。
非常にわかりやすいにもかかわらず、内容は実践的なので、
筆者も何度も読んで参考にした本です。
TypeScriptの学習をするのであれば、
第一におすすめしたい本です。
昨今は、フロントエンドといえば、
TypeScriptという流れになってきているので、
遅かれ早かれ学ぶ必要は出てくる気はします。
ちなみに、私のブログでも、
TypeScriptの文法については、
いくつか取り上げているので、
よろしければご参考ください。
-
参考【TypeScript環境構築手順】nvm経由でのNode.jsインストール
TypeScriptの実行環境を作るには、Node.jsを入れる必要がありますが、意外とNode.jsを入れたりするのは、面倒だったりします。 なので、本記事では、Node.jsのインストールからTy ...
続きを見る
こんな方におすすめ
- TypeScriptを学習しようと思っている人
- フロントエンドを極めたいと思っている人
バックエンド
プロを目指す人のためのRuby入門 言語仕様からテスト駆動開発・デバッグ技法まで
こちらRuby界隈では非常に有名な書籍で、
通称チェリー本と呼ばれています。
Rubyの基本はもちろん、
ブロックや正規表現など、応用的なトピックも、
サンプルを通じてわかりやすく解説されていて、
Rubyの入門書の中では、最もおすすめできます。
こんな方におすすめ
- Rubyをはじめから丁寧に学習したい人
- 現役Rubyエンジニアだけど、もう一度基本から学び直したい人
- 基礎だけでなく応用も学習したい人
オブジェクト指向設計実践ガイド Rubyでわかる進化しつづける柔軟なアプリケーション
この本は、他の書籍と比べると、
ややマイナーかもしれませんが、個人的には結構イチオシの技術書です。
というのも、Rubyでオブジェクト指向の威力を体験できる本というのは、
私が知る限り、これしかないからです。
オブジェクト指向設計の基本はもちろん、単一責任クラス、依存関係の認識、
ダックタイピングなど、高度なプログラミング技法を学ぶことができます。
そこそこ難しい本なので、初心者にはおすすめしにくいですが、
すでに結構Rubyを使っていて、さらなる高みを目指したい人、
元々Java出身の人がRubyを使う場合などに読むと、
Rubyとオブジェクト指向の関係性を掴むことができるので、
良いと思います。
私のブログでもこちらの記事で、
似たようなことを取り上げていますので、
よろしければ、ご参考ください。
こんな方におすすめ
- オブジェクト指向に基づいたコードを書けるようになりたい人
- Rubyを極めたい人
- 変更に強いコードを書けるようにレベルアップしたい人
Ruby技術者認定試験合格教本
お次は、ちょっと変化球です。
Ruby Silver / Ruby Goldの参考書です。
いや、資格試験に興味ないわ
って思った方も多いかもしれませんが、
この本は、シンプルにRubyの技術書として見てもかなり優秀です。
メソッドの基本、ブロックの基本など、
Rubyの癖がある部分と、強みなどをしっかり解説している本は、
意外とありそうでありません。
Ruby自体を体系的に学ぶという観点でみれば、
この参考書が一番適しているかもしれません。
実際、筆者もこの書籍でRuby Silverの勉強をさせられましたが
(会社から強制に受験させれれました...)、
Rubyに対する理解が深まったなと強く実感しています。
資格試験は役に立たないと言われがちですが、
この参考書を丹念に読み込んだおかげで、かなりRubyに対して、
理解が深まったと思います。
なので、別に試験を受けない人にもおすすめできます。
こんな方におすすめ
- Rubyを体系的に学習したい人
- ついでに資格も取得したい人
メタプログラミングRuby
この本は、あまり有名じゃないかもしれませんが、
個人的にはかなりイチオシです。
というのも、この本を読んで、
私はRubyに対する印象が大きく変わりましたので、
ある種のブレイクスルーになったなと思っております。
元々私は、そこまでRubyという言語に愛着があったわけではなかったのですが、
この本を読んでRubyの威力に魅了され、すごい言語だなと感動しました。
なので、Rubyを極めたいと思っている人はもちろん、
どこかRubyは、他の言語より劣っているイメージを持っている方などには、
特に読んでもらいたい本です。
こんな方におすすめ
- Rubyを極めたい人
- Rubyをイケてない言語だと思っている人
パーフェクト Ruby on Rails
Railsを学ぶとなったら、様々な手段がありますが、
やはり一度は書籍で体系的に学んでおきたいと思うところ。
その書籍の中で、この本が個人的には一番オススメです。
Rspecや、concern、Dockerでの環境構築など、
実務に出たら当たり前に使うけど、意外と体系的に説明していない部分について、
解説している本なので、既にRailsをある程度使っている人でも参考になる部分があるはずです。
こんな方におすすめ
- Ruby on Railsを学習している人
- 現役Railsエンジニアの人
- Ruby on Railsを学習したい人
入門Python3
Pythonの本は、星の数ほどありますが、
実務向けで実践的な本は正直あまりない印象です。
Pythonは、どういうわけか初心者が好きな言語のようなので、
必然的に書籍も初心者向けのものが多くなっているのかもしれません。
まあ、かくいう私も独学のときは、
初心者らしくPythonばかり勉強していましたので、気持ちはめちゃくちゃわかります。
なので、それなりにPythonの本も読んで来ましたが、
その中で、易しすぎず難しすぎずで、ちょうど良い難易度で、
程よく実践的な書籍がこの本です。
安心のオライリーですね。Pythonの本は、
難しいやつだと、機械学習とかコンピューターサイエンスが普通に出てくるので、
難しい本と易しい本の差が激しい気がします。
そんな中、この本が最も万人におすすめできる技術書かなと思います。
ただ、既に実務でバリバリPythonを使っている人には物足りない気もするので、
やはり入門とタイトルにある通り、初級者向けかもしれません。
こんな方におすすめ
- Pythonを学ぼうと思っている人
- 既にPythonを学習しているけど、Pythonの実務経験がない人
気づけばプロ並みPHP
全体的に骨太な本が続いたので、
ちょっと休憩入れます。
この本は、本記事で紹介している本の中で最も易しいです。
なので、対象読者としては、他の技術書が難しすぎて挫折してしまった人です。
主にプログラミング経験が少なかったり、実務未経験のエンジニア志望向けの人向けの本です。
私も独学時代様々な技術書に手を出したのですが、
やはり実務未経験かつ、手探りでプログラミングを勉強しているので、
本格的な技術書は難しすぎて読めませんでした...
そんな中、この本と出会って、初めて読了して、理解できたという感覚を味わうことが
できました。
なので、この本は、昔の私のように、普通の技術書で挫折してしまって、
どうしたらいいのかわからない人に送りたい本です。
この本を挟めば、読めなかった技術書もだんだん理解できるようになっていきます。
作者の谷藤さんの語り口は、本当にわかりやすいので、
技術書へのとっつきにくさがだいぶ減ると思います。
こんな方におすすめ
- 実務未経験、プログラミング経験が少ない人
- 他の技術書が難しすぎて挫折した経験がある人
- なんでもいいから、技術書を理解できるようになりたい
いきなりはじめるPHP ワクワク・ドキドキの入門教室
ここだけの話、「気づけばプロ並みPHP」でも難しくて挫折してしまった。もう向いていないのかな。
と思っている方も、
もしかしたらいるかもしれません。
この本は、そんな人向けの本です。
「気づけばプロ並みPHP」よりも更に易しい技術書です。
お恥ずかしい話、私も独学時代は、上記の「気づけばプロ並みPHP」はやや難しいと感じました...笑
なので、先にこちらを読んでから、もう一度「気づけばプロ並みPHP」を読んで
理解できるようになりました。
この本は、本当にわかりやすいかつ易しい技術書が良い人向けの本です。
こんな方におすすめ
- 「気づけばプロ並みPHP」も難しいと感じた人
- PC操作からちょっと怪しい人
DB(データベース)・SQL
スッキリわかるSQL入門
これも有名な本なので、
「知ってるよ!」っていう方がほとんどだと思いますが、
一応紹介しておきます。
基本的なSQLの文法を学ぶなら、
やはりこの本が一番おすすめですね。
こんな方におすすめ
- 初めから丁寧にSQLを学びたい人
- SQLを書けるようになりたい人
- SQLの復習がしたい現役エンジニア
達人に学ぶDB設計徹底指南書 初級者で終わりたくないあなたへ
これも定番ですね。
DB設計の本って、そこまで多くないのですが、
その割に実務で求められる能力なので、
体系的に学べる本は非常にありがたいですね。
この本は、バックエンドエンジニアなら必読ですね。
まだ読んでいない人は、読みましょう。
こんな方におすすめ
- DB設計の本を探している人
- DBエンジニア、バックエンドエンジニアでまだ読んでいない人
達人に学ぶSQL徹底指南書
これも有名かつ定番ですね。
もちろん、ぜひとも読んでおきたい本ですが、
個人的には、上記のDB設計のほうが優先度は高いかなと思います。
あと、全体的にまあまあ応用なので、
さきに「 スッキリわかるSQL入門」などで、
基礎を学んでおく必要があります。
最近は、ORMでDBを操作することがほとんどな気もするので、
ここまで高度なSQLが求められるかというと微妙なラインかなとも思います。
なので、現役エンジニアの中でも、
生のSQLを書く機会が多い人や、
ORMでは表現できないクエリーを実現したい人などに刺さる本かなと思います。
こんな方におすすめ
- 生のSQLを書くことが多い現役エンジニア
- SQLを極めたい人
- DBエンジニアなど
SQLアンチパターン
はい、またまた定番ですね!
(DB系は流行り廃りがあまりないので、
書籍も定番ばかりになってしまう...)
これは、タイトルの通りアンチパターンを紹介している本で、
DB設計に関わる人や、SQLを頻繁に書く人は、ぜひとも読んでおきたい本ですね。
こんな方におすすめ
- 基本は習得しているバックエンドエンジニア
- DB設計をする機会が多い人
- SQLを極めたい人
実践Redis入門 技術の仕組みから現場の活用まで
Redisは、最近結構使われている技術な割に、
書籍があまりないのですが、
この本は、そんなRedisについて詳しくとりあげた本です。
「これでもか!」 ってぐらい、
Redisについて特化して詳しく書かれているので、
Redisに焦点を当てて学びたい人にはおすすめです。
-
参考【Redis基礎】Redisとは何か?Redisの基本を解説
本記事では、Redisの概要について解説します。Redisは、最近のモダンなWebシステムでは使われることが増えてきた、NoSQLの一種です。 Redisの知識は、インフラの知識にも、バックエンドの知 ...
続きを見る
こんな方におすすめ
- Redisを体系的に学びたい人
- Redisを実務で使っている人
Linux
Linux教科書 LPICレベル1 version5.0対応
またまた変化球で恐縮ですが、
Linuxで一番オススメな書籍は、LPICレベル1という資格試験の教科書です。
「また資格かよ」って感じだと思いますが、
資格は受けなくていいから、この本は買ってほしいと思えるぐらいおすすめの本です。
Linuxコマンドの基礎がこの一冊で学ぶことができます。
LPICレベル2などもありますが、
実務で使うLinuxコマンドの7割以上は、このLPICレベル1でカバーされています。
そして、解説も一つ一つ丁寧に行われているので、
わかりやすいです。
筆者もたまに復習がてら開くことがあります。
こういう資格の本って意外と馬鹿にできなかったりするんですよね。
こんな方におすすめ
- Linuxコマンドを1から体系的に学習したい人
- ついでにLPICレベル1も取得したい人
1日1問、半年以内に習得 シェル・ワンライナー160本ノック
この本は、正確にはシェルワンライナーの本なので、
Linuxの本というわけではないのですが、
シェルワンライナーの学習を通して、自然とLinuxへの理解を深めることができます。
それと、本のタイトル的にあまり実践的ではないような気もしますが、
内容は結構高度で、いわゆるシェル芸というものを学ぶことができます。
マストで学ばなければならない事項ではありませんが、
やっておくとエンジニアとしての幅をつけられるので、
個人的には結構おすすめです。
こんな方におすすめ
- シェル芸に興味がある人
- ちょっとコアなコマンドを知りたい人
- 普通の技術書が飽きた人
Git
独習Git
こちらは、意外とみんな軽視しているGitについて、
詳しく解説した本です。
Gitは、とりあえず使うレベルであれば、
専門書など読まなくてもいいのですが、
長くエンジニアを続けていくことを考えると、
どこかのタイミングで、こういった専門書を読んで、
体系的に学んだ方が良いなと思います。
-
参考【Git/Githubを0から使えるレベルまで】概念と基本コマンド解説
プログラミングや開発をする際に、絶対に使用するツールが存在します。 プログラミング言語やエディターとかではありません。 そうGitです。(あとはDockerとかもありますが、Gitに比べると必須とまで ...
続きを見る
こんな方におすすめ
- Gitを体系的に学び直したい人
- Gitにいまいち自信がない人
Docker
さわって学ぶクラウドインフラ docker基礎からのコンテナ構築
こちらは、Dockerの入門書で、
基礎から詳しく解説しているので、
これからDockerを学ぶ人には、おすすめです。
ただ、既にまあまあdockerを使いこなしている人には、
やや物足りなく感じるかもしれません。
こんな方におすすめ
- Dockerを基礎からわかりやすく学習したい人
- Dockerをとりあえず使えるようになりたい人
プログラミング作法・思想
リーダブルコード
まあ、これはみなさんご存知ですよね。
というくらい有名かつ定番の本です。
よく先輩エンジニアが後輩エンジニアにおすすめする本の筆頭が
この本ですね。
まあ、たしかに多くの人に支持されているベストセラーだけあって、
書いてあることは本質的なので、まだ読んでいない人は、
読んだ方が良いかとも思います。
ただ、個人的には書いてあることが、
当たり前すぎるなとは思います。
とはいっても、その当たり前のことも、
いつしか疎かにしていってしまうのが、
人間なので、定期的に読み返して、
「自分はエンジニアとして堕落していないか」と
自問自答する本としては良いなと思います。
こんな方におすすめ
- 読んでいない人は読んだほうが良い気がします(熱烈信者から低評価をされないためにも)
- この手のプログラミング作法系の本をまだ読んだことがない人
- これからエンジニアになる人
プリンシプル オブ プログラミング 3年目までに身につけたい 一生役立つ101の原理原則
プログラミング作法の本は、ともすると軽視されがちですが、
割りと重要ですよね。
上記のリーダブルコードなどがこの手の本では有名ですが、
個人的には、リーダブルコードより、こちらの方がおすすめです。
こんな方におすすめ
- プログラミングの基本を身につけたい人
- リーダブルコードがピンと来なかった人
UNIXという考え方 その設計思想と哲学
個人的には、この手の思想本の中では、
これが一番好きです。
この本で書かれているUNIX哲学や考え方は、
プログラミングにも役立つものも多いです。
また、哲学や思想がきれいにまとまっていて、
見やすく、座右の銘のように参照できるので、
自身のエンジニアとしての心構えみたいなものに応用できるかなと思います。
ただ、若干偏りがある本のような気もするので、
完全に鵜呑みにするというよりは、
こういう思想はたしかに役に立つなみたいな感じで読むと面白いと思います。
そういう意味では、他の思想本を読んで、
ある程度一般的なプログラミング作法を理解している人向けかもしれません。
こんな方におすすめ
- 哲学や思想が好き
- UNIXが好き
- 通常の作法本は飽きた
達人プログラマー(第2版) 熟達に向けたあなたの旅
個人的には、この手の思想本の中では、
この本が一番参考になるかつ、一番難しいなと感じました。
その分、より実践的な内容を学ぶことができるので、
リーダブルコードとかは当たり前すぎるよっていう人などに
おすすめしたいです。
こんな方におすすめ
- 骨太な作法本を知りたい
- リーダブルコードは当たり前すぎる
技術書マニアイチオシの本(おわりに)
さて、長々と紹介してきましたが、
ここで紹介しようか迷った本もたくさんありました。
ただ、それらの本は、内容が薄かったり、
ネットで調べたらすぐにわかるようなことをくどくどと書いていたりと、
書籍で読む必要性があまりないなと感じたものがほとんどだったので、
ここでは紹介しませんでした。
そのため、本記事で紹介した技術書は、
かなり厳選したつもりですので、
ぜひともご参考にしていただけると嬉しいです。
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